処遇改善加算のための要件

エイドケアサービスでは、平成8年度中に賃金要件のほかに、職場環境要件として次の13項目について取り組んでいます。

 

(1) 入職促進に向けた取り組み

 1. 法人や事業所の経営理念やケア方針、人材育成方針、その実現のための施策、仕組みなどの明確化。

 2. 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者、有識者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築。

 

(2) 資質向上やキャリアアップに向けた支援

 1. 研修の受講等やキャリア段位制度と人事考課との連動。

 2. 上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談の機会の確保。

 

(3) 両立支援・多様な働き方の推進

 1. 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に応じた非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備。

 2. 有給休暇の取得促進のため、情報共有や複数担当制により、業務の属人化の解消、業務配分の偏りの解消。

 

(4)腰痛を含む心身の健康管理

 1. 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断、ストレスチェックや従業員のための休憩室の設置等、健康管理対策の実施。

 2. 事故トラブルへの対応マニュアル等の体制の整備。

 

(5) 生産性向上のための業務改善の取り組み

 1. 厚生労働省が示している「生産性向上ガイドライン」に基づき、業務改善活動の体制構築(委員会やプロジェクトチームの立ち上げ、外部の研修会の活用等)。

 2. 業務手順の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減。

 3.介護ソフト(記録、情報共有、請求業務転記が不要のもの)、情報端末(タブレット端末、スマートフォン端末等)の導入。

 

(6) やりがい、働きがいの醸成

 1. ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による、個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善。

 2. ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供。